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update:2021.04.03

デザインとアイデアは構成力で美味しくなる

あっという間に新年度になりました。

やはり年度内に仕上げる仕事も多くてちょっとバタついていましたが

ようやく少し落ち着きを取り戻してきました。

 

花粉のおかげで頭がぼーっとしますが、気温も上がりはじめ

気持ちのいい季節になってくると色々とやりたいことも多くて

気が焦りますね。

 

この仕事をしていると、新しい人との出会いや知らないことに遭遇する毎日ですが

そういう出会いが刺激になり、そして勉強になるなーと日々思います。

 

今も新しいプロジェクトを何件か抱えていますが

アイデアがスイスイ出てきて、デザインもホイホイ出来て、新しい企画がバンバン進んで・・・

行けばいいのですが現実はそうは行きません。

 

プロジェクトもデザインも最終的に行くつく先がわかっていればそこへ向かえばいいのですが、

なかなかその最終地点のイメージをみんなで共有するのは難しいのです。

 

たとえば、アイデア。

 

よくアイデアが出てこないとか、アイデアはどうやって思いつくのですか?

とか話しが出ますがアイデアを思いつくこと自体は誰もがやっていることで、普段からみんなの身の回りにあるものだと思うんですよね。

 

「あれがあったらいいな」とか「こここうしたら使いやすいのに」「あの看板目立つよね」とかきっかけは沢山あると思います。

 

ただ、もう一般的に知られているものだったり、実際に活用されているアイデアだったりするだけの話しで、そういった今まであるモノだったりコトだったりをうまく組み合わせて新しいアイデアにするにはやはり構成力がとても重要だと日々痛感しています。

構成力と一口にいっても、デザインやクリエイティブの現場ではまた一味違う構成力が求められたりします。

 

一般的には、キレイな構成だったり、理論に基づいた構成だったりが100点だとしてもデザインやクリエイティブでは、「魅力ある」構成力というものが必要になってきます。

 

それは、ある意味では論理的な構成をあえて崩していくような力技が必要になってきます。

例えば、表現なんかでも(天気がいい)=(キレイ)みたいなイメージがありますが、あえて(雨)の表現を使うことで印象付けが出来たりもします。

ただ、セオリーと違うことをするということは多くの人には受け入れてもらえないということにも繋がります。

そこを上手く巧みに持っていくことも構成力ですね。

それには、やはり基本が大事ですよね。どこの世界でもそうですが、基本が出来ていないのにトリッキーなことをしようとしてもそれは奇をてらった表現でしかないですからね。

 

「構成力」=「組み立て方」

 

普段から見方を変えた視点や考え方を養いたいものです。

では、ごきげんよう。

IMAGINE -BRANDING AND DESIGN -
イマジンブランディングアンドデザイン−
CREATIVE DIRECTOR  霜方 和弘

© IMAGINE -BRANDING AND DESIGN-

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