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update:2023.03.23

新年度!デザイン業界をめざすきみへ

さぁ、もうすぐ4月です。これからこの業界に入ってくるひと。

2年目、3年目、まだまだ邁進しているひと。ちょっと疲れが出ちゃっているひと。

そんなきみたちへたまには先輩としての一言を言わせていただきます。キリッ

 

デザイン業界、広告業界にいきるひとたちはきっと敏感に時代の流れが変わってきたのを

捉えて、その中で問題意識を持っていると思います。

 

大きくは情報をキャッチするツールが増えたこと。

それに伴い、デザイン(表現)や技術(AIなど)が飛躍的に向上していると思います。

おおざっぱに言えば、素人と玄人の差がなくなりつつあると言えます。

 

世の中には、センスのいいデザイン、それなりにかっこいいデザイン、なんとなく素敵なデザインが

あふれかえっています。

けど、これはデザインだけじゃなくてすべての業界で言えることで

うまいラーメン屋、性能差がほとんどない家電、同じ価格帯でひしめきあう商品の数々。

 

「欲しい」「食べたい」と思うひとがいることで「欲しいものを与える」「食べたいものを提供する」という

需要と供給がうまれるのですが・・・

欲しいもの、受けたいサービスはあふれかえっていて、それを選ぶだけという図式になってしまっています。

 

いわゆる供給過多ということです。

 

デザイン業界に話しを戻すと、例で言うなら・・・

 

・デザインにそれほど差がないなら、金額の安いほうで

・いまどきはもっとやすいデザインあるから

・デザインより早く安くやってくれるところ

 

まぁ、どこの業界にもある闇といえば闇の部分ですが・・・

そういった選択自体はなにも間違えっているとは言えず、ひとつの価値観ですよね。

言い換えれば、

 

・デザインいいから高いのはあたりまえだね

・いまどきはただ安いって信用がね

・手間かかっているぶんいいデザインだね

 

という需要も必ずあるはずで、そういった価値観をもつマッチングができれば

業界の光となりえるはずです。

経験の浅いデザイナーはいまひとつピンとこないかもしれませんが

往々にしてある話しなのでたぶん、この業界にいるかぎりはこの手の疑問は常につきまとうはずです。

 

でも、ぼくは言いたい。

 

需要を呼び覚ます供給があるんじゃないかと!

 

「なにが問題なのかわからない」

「なにが必要なのかわからない」

「なにか突破口がほしい」などなど

そういった声は、以外と多いものです。

 

ダークサイドに落ちたくないなら、そういった声にならないうめきを

嗚咽を悲哀を大切に捉える必要があると思います。

 

そうした姿勢こそがこれからのデザイン業界に最も必要で

フォースとともに進む覚悟がいるのです。

ちょっと脱線しそうですが、こらえます。

 

でも、そういう姿勢がないと経験を積むほどに腐っていくものです。

「けっ、わかってねーな」とか「こんな値段でやってられっかよ」とか

ささくれて、そのうち「なんでこんなデザインなんてくだらないことやってんだ?」と

疑問に思い、この業界から去っていくことになりかねません。

 

でもね、なかなか学校とかでは教えてくれないことだけど

まだまだこの広い業界内でも、旧態然としてやっているところもひとも多いので

じつは今はチャンスで、こういった問題に対する突破口もあると思っています。

 

ようやく本題・・・

 

「需要を呼び覚ます供給デザイン」を身に着けさえすれば怖いものなんてありません!

IMAGINE流にこれを言うなら「ゼロ理論」です!

どんどん胡散臭くなって行くと思うなかれ、ゼロベースから組み立てる力があれば

色々なクリエイティブで力を発揮します。

 

「ゼロ理論」を実際に行うためにはどういったクリエイターになるべきか?

以下のタイプを見て考えてみてください。

 

自分はどういったタイプなのか、どうなりたいのかを。

 

【出来るひとの場合】

・出来るけどやらないひと

・出来るからやりたいひと

 

【出来ないひとの場合】

・出来ないけどやりたいひと

・出来ないのでやりたくないひと

 

【求められるひとの場合】

・求められるけどあたえないひと

・求められて、あたえることが出来るひと

 

【求められないひとの場合】

・求められないけどあたえたいひと

・求められないうえに、あたえたくないひと

 

なんとなく、タイプ別でわかる気がするでしょ?

これけっこう大事なんで、自分を客観視してみてください。

 

では、それぞれについてぼくからのアドバイス!

 

【出来るひとの場合】

・出来るけどやらないひと

そもそも出来るというだけでも凄いこと、やらない理由を探すまえにまず動いてみることを

おすすめします。何かをはじめないと何も動きません。

 

・出来るからやりたいひと

こういうひとの場合は、どんどんやりましょう!遠慮してもだれも褒めてくれません。

 

【出来ないひとの場合】

・出来ないけどやりたいひと

いい上司や先輩にめぐりあえるととても伸びると思います。「やりたい」と声に出すことで

まわりも動いてくれます。出来なくてもいいからまずは「やりたい」を大事にしよう。

 

・出来ないのでやりたくないひと

これもまったく問題ないです。出来ないことはこの際置いておきましょう。成功体験がほしいなら

とにかくなんでもやってみましょう。それ自体がぜったい自信につながります。

 

【求められるひとの場合】

・求められるけどあたえないひと

これは、残念ながら向いてないとしか言いようがないですね。才能があったとしても向いてないです。チーン

 

・求められて、あたえることが出来るひと

まずは、この姿勢こそが大事です。クリエイティブは多くのことを与えることが出来る素敵な仕事です。

 

【求められないひとの場合】

・求められないけどあたえたいひと

これもまったく問題ない!それはまだセルフプロデュースが足りないということ。遠慮してたら埋もれてしまいます。

 

・求められないうえに、あたえたくないひと

これは、ある意味で需要と供給が成り立っているので、早いうちに進路を考えたほうが良いです。チーン

 

と、まぁ勝手なことを申しましたが、これもひとつの価値観ということでお許しください。

厳しいこともいいましたが、これだけ言っておいてざっくり言いますが、「姿勢」なんです。

 

ゼロ理論に大切なのは「姿勢」なんです。

 

大切だから2回言いました・・・

 

「要望もなにもないゼロ」から立ち上げるクリエイティブは「価値ある供給」になるのです。

だからこそ、企業や商品、サービスの「いいところ」「魅力的なところ」真剣になって探します。

そして、仮説を立てて実現出来るようなクリエイティブをカタチにします。

 

そういった価値観がお客さんともマッチングするとこの仕事はとっても魅力ある仕事です。

 

ぼくは、知っているのです。

 

だから、いまも真っ直ぐに歩んでいけるのです。

 

オン・ザ・ロードです。

 

ロードオブザIMAGINEです。

 

余韻を残しすぎましたが・・・

 

新年度に向けて!みんながんばれ!

キラッ

IMAGINE -BRANDING AND DESIGN -
イマジンブランディングアンドデザイン−
CREATIVE DIRECTOR  霜方 和弘

© IMAGINE -BRANDING AND DESIGN-

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