CM撮影はおもしろい！

先日、CM撮影とパンフレット撮影を行うために長野県の南部へ

2泊3日で行ってきました。

午前中からの撮影スタートなので長野市内を朝7時に出発して向かいます。

今回は、某TVCM用に2本分の撮影をします。

事前にロケハン、取材と済ませてあるので本来迷うことなく現地に着くはずが、

かるく迷いながらも予定通りに到着。

通常、CM撮影などは「香盤表」といって1日の時間割や

撮影シーン、カットなど詳細を記載したものをベースに進めます。

TVCM用のカットなどは1カットにかなりの時間を割いて撮影するため

1日かけても数カットしか撮影出来ません。

1番時間かかるのは、セッティングと構図です。

今回のCMは記録映像風に撮影するため、絵コンテはあまり参考にしないで

その場で判断しながら色々なカットを撮影していきます。

ただ、企画コンセプトがあるのでそこからズレない画を撮ることが大事です。

完全に決めたカットを綺麗に撮れた時もイイのですが

予定外のカットがイメージ通りに撮れたりするとテンションが上がります。

スチール撮影と違い、動画撮影の場合は被写体の動き、またカメラの動きもあり

光の反射や被写体の動き方などさまざまな要因が関係してくるため

なかなかやっかいです。

しかし、そういった関係性をしっかり見ていかないと「生っぽい」とか「べたーっ」とした画になるため、やはり撮影が終わるまでは気がぬけません。

カメラマンは長年共にチームを組んでいる、擬音の子です。

もう兄弟みたいな関係なので「バーン」とか「バシュ」とか擬音語だけで会話出来ます。

カメラアシスタントも元教え子なのですごく仕事がやりやすい環境です。

ただ、2泊3日は精神的にも体力的にも疲れます。

ホテルはコロナ対策万全で安心出来ましたが、やはり枕が変わると熟睡は出来ません。

最終日は、愛知県との県境まで行きまたまた森・森・森ー！

今回もしっかりアテンドしていただき、山の頂上にある水源なども見て

はじめて体験を色々しながら帰路につきました。

今回のTVCMはシリーズ作品になるので、まだまだこの先も撮影は続きます。

編集が終わるまでどんな上がりになるかわからないけど

きっとイイCMになることでしょう！

楽しみです。

では、ごきげんよう！

IMAGINE　-BRANDING AND DESIGN- 
イマジン −ブランディングアンドデザイン− 
CREATIVE DIRECTOR  霜方 和弘