長野県茅野市に本社のある株式会社信濃環境整備。
ビル解体などの大型解体工事から産業廃棄物処理などリサイクルにも力を入れている企業です。
オリエンでのミッションは、社名、そして事業の周知。
リクルート寄りのブランドCMではなく、解体事業そしてリサイクルを通して
人々の生活、豊かな長野の自然環境を未来へ繋いでいきたいという“想い”を知ってほしいという要望がありました。
そこですぐさま、CMのコピーとコンテ案を提出させていただきました。
実はこの時提案した案、少し尖った表現で突っ走った感のある案で、クライアントに面白がって頂きましたが、結果的にはお蔵入りとなります。
しかし、この案を見たことにより、クライアントの“想い”の方向性が共通認識として見えてきました。
CMコピーを考えながらも、“事業の根底にある想い”そして、
事業に架ける“理念”に向き合うことで、ひとつのストーリーにたどりつきました。
それは、少女が引っ越しのために手紙を書いているシーンから始まります。
少女が住むアパートは老朽化に伴い解体されることが決まっていました。
アパートを退去して、つぎに移り住む新居は、今の通学区とは違う地域になるために転校しなければなりません。
今通っている学校とは、さほど離れていないため友達ともいつでも会えると少女は思っていました。
でも、いざ友達に手紙を書き始めると、ここでの思い出が次からつぎへと湧き上がるのでした。
そしてシーンは変わり、大型商業施設内にあるオフィスの一角。
夕暮れのオフィスでは、取引先との電話に勤しむひと、引っ越しに合わせ資料を整理するひとが慌ただしく行き交います。
区画整理に合わせ、取り壊される予定のビル。移転先に選ばれたのは、街の中心地にある大型のオフィスビル。
CMでは、それぞれの、過去と未来・今日と明日を「解体と再生」でつなぐストーリを軸に展開します。
CMのコピーは、
「解体と再生で未来をつなぐ」
それに伴い、企画の段階で3つのワードを考えました。
「誠実と信頼」「経験と技術」「解体と再生」
この言葉たちから見えたもの。それは、真っすぐで愚直ともいえる企業の想いでした。
CMのコピー、そして語りでも、カタカナやアルファベットは使わない
ひらがなと漢字で構成された、妥協なき誠実感あるイメージが出来上がりました。
映像も、それに合わせ寡黙で、ストーリーを感じさせる映画のワンシーンのような
リアルな背景を想像して絵コンテを書きました。

今回の撮影場所は、かねてよりあたためていた古いマンションを特別にお借りして
何もない部屋に、ストーリーにそったセットを組んで撮影に臨みました。
いつか機会があれば、あのマンションのあの部屋で撮影したいとずっと思っていた
念願の場所だったので、こだわりにこだわって撮影出来たこと、お借りした家主、
関係者含め感謝しかありません。
出演者も新人の現役高校生を抜擢させていただきました。
イメージした通りの人選で、このCMの欠かせない顔になってもらえました。

・TVCM30秒 こちら
・メイキング映像 こちら
撮影手法、編集技術も凝ってはいますがそのこだわりを感じさせないシンプルな仕上がりが
見どころのCMになったと思っています。
クライアントの想いが多くのみなさまに届くと信じています。
IMAGINE-BRANDING AND DESIGN-STAFF CREATIVE DIRECTOR/霜方和弘 Art Direction・Assistant/河原田結
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